「ひとさらの先にある世界を見つめよう。」という行動指針にあるように、コンパスグループ・ジャパンでは、「食」を通じ「安全・
安心・安定」をお客様に提供し続けるとともに、 つねに健康的で持続可能なライフスタイルや環境への影響に配慮した企業活動を行っ
ています。

サステナビリティレポート

当社を含むコンパスグループのサステナビリティに関する取り組みなどを紹介する
「プラネット・プロミス ~すべての人にとって持続可能な未来~ 」を2023年2月に発行いたしました。

なお、オリジナル英語版については、コンパスグループのグローバルサイトよりご覧ください。

コンパスグループサステナビリティ戦略

コンパスグループでは、企業文化に根ざした安全性を基盤とし、3つの分野に注力して活動しています。

健康とウェルビーイング
栄養面に配慮したメニューの提供など、健康的で持続可能なライフスタイルを支援しています。

環境のゲームチェンジャー
食品廃棄削減、使い捨てプラスチックの使用削減、プラントフォワード・メニュー(より多くの植物由来の原材料を利用したメニュー)の拡充などに取り組んでいます。

より良い世界のために
責任ある持続可能な調達や、事業を展開する地域社会を豊かにするために大きな影響をもたらすことを目指しています。

重要課題(マテリアリティ)の特定

コンパスグループは、2021年に、マテリアリティ・マトリクスを見直しました。 顧客、取引先、業界団体、地域など、社内外のステークホルダー(利害関係者)との継続的な対話を通して得られたさまざまなフィードバックや、ステークホルダーの財務報告書、事業を展開する国の法規や自主規制、メディアの報道状況とソーシャルメディアを分析しました。

これにより、ステークホルダーと事業にとって、環境・社会・ガバナンス(ESG)における、注力すべき重要課題を特定し、モニタリングすることができました。

持続可能な開発目標

2015年9月の国連総会で採択された「可能な開発のための2030アジェンダ」(2030 Agenda for Sustainable Development)」において定められた17の持続可能な開発目標(SDGs―Sustainable Development Goals)のうち、特に関係のある9つの目標の達成を目指しています。

食品廃棄物の削減に向けて

食品廃棄物の削減に向けて

コンパスグループは、2030年までに食品廃棄物を50%削減するというグローバル目標に基づいて推進しています。食品廃棄は単なるモラルの問題ではなく、気候変動に大きな影響を及ぼす課題です。食料廃棄は、廃棄された食物を栽培し、収穫し、調理・加工するためのエネルギーを浪費することになり、ゴミの埋め立て地から排出されるメタンガスは、温室効果ガスの発生原因になり得ます。社内での取り組みはもちろんのこと、クライアント様のご理解・ご協力も得ながら、様々なアクションを実施しています。

ストップ・フード・ウェイスト・デー

食品廃棄物の削減に向けて、問題に対する認知を高め、解決策となりうる施策の実行を促進するため、アメリカのコンパスグループが2017年に立ち上げたキャンペーンに、毎年4月、日本も参加しています。

具体的な取り組み

  • 生ゴミ水切りの徹底(排出量の削減)・ゴミの分別(再資源化の推進)
    →水切り・計量手順をマニュアル化して現場オペレーションを徹底
  • 過剰な食材在庫の削減(発生抑制)・食品廃棄物の発生原因分析と削減(発生抑制)
    →食品廃棄物の原因となる調理ロス・販売ロス・賞味期限ロス・残飯を削減
  • 廃油のバイオディーゼル燃料、飼料などへのリサイクル

包装とプラスチック

コンパスグループは、食品の鮮度を保ち食品廃棄物を削減するために、包装が果たす食の安全性における役割は非常に重要であると考えています。最優先事項は、取引先との連携によって、持続可能な代替案を検討し、包装を減らすことです。

信頼できる調達の推進

コンパスグループは、社会的責任の観点から適切に調達し、主要な食材や製品については倫理的な取引基準を満たす認証された商品を購入しています。

サステナブル・シーフードの導入

コンパスグループの方針のもと、過剰漁業や環境破壊に繋がらない方法で漁獲、生産された水産物の調達と提供を推進しています。 サステナブル・シーフードの提供を通じて、お客様と共に持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいます。

現在、世界の魚介類の需要は増加の一途をたどり、水産物の生産量は2030年には1870万トン、1961年から約70年間で4.7倍となる見込みです(*)。生産量の増加にともない環境に及ぼす影響への懸念も高まっています。コンパスグループでは、「持続可能性に配慮した水産物の調達方針」を定め、持続可能な生産(漁獲・養殖)がなされ、加工や流通過程において適切に管理され、トレーサビリティが確保されている、認証された水産物の調達と提供を強化しています。
*GSSI資料による

BAP、ASCおよびMSC認証商品

環境に配慮した責任ある養殖に対する認証プログラムASC(水産養殖管理協議会、Aquaculture Stewardship Council)や、持続可能な漁業に対する認証プログラムであるMSC(海洋管理協議会、Marine Stewardship Council)の認証、世界水産物連盟(GSA: Global Seafood Alliance)によるBAP(Best Aquaculture Practices、最良の養殖事業)を取得した水産物を積極的に調達し、社会的責任のあるサプライチェーンを確立することを目指しています。

世界水産物持続可能性イニシアチブ(GSSI - Global Sustainable Seafood Initiative)

GSSIは、水産業に関する企業、NGO、政府、専門家による国際組織であり、漁業や養殖業を審査する認証プログラムが、国連食糧農業機関(FAO)の「責任ある漁業のための行動規模(Code of Conduct for Responsible Fisheries)」や「水産物エコラベルのガイドライン」(Guidelines for the Ecolabelling of Fish and Fishery Products from Marine Capture Fisheries)」を満たしているかを確認する役割を果たしています。コンパスグループは、2021年よりファンディングパートナーとしてGSSIに参加しており、「全ての人にサステナブル・シーフードを」のビジョンの実現を目指しています。

コーヒーや紅茶の調達について

コンパスグループでは、有機栽培コーヒー豆、またはレインフォレスト・アライアンス(Rainforest Alliance)、フェアトレード(Fairtrade)、インターナショナル・ウイメンズ・コーヒー・アライアンス(International Women‘s Coffee Alliance、IWCA)などの認定を受けたコーヒー豆(粉)を積極的に使用しており、全体の約20%(金額ベース)※に達しています。 ※2021年5月-2022年6月当社調べ

森林破壊 実質ゼロに向けて

コンパスグループで行っている活動の1つに、森林破壊や土地転換をともなわないサプライチェーンの管理があります。
持続可能なパーム油、大豆、肉、木材、紙製品の調達を強化し、さらなるレビューを経て、リスクの高い製品についても、追加で対応していきます。

アニマルウェルフェア

グローバル・サプライチェーンにおける畜産動物の福祉は、責任ある調達戦略を遂行する上で重要なポイントです。また食品の購入において、特に、産地と品質は、重視される検討事項です。

ケージフリーエッグ

コンパスグループは、100%ケージフリーエッグの調達に向けて取り組んでいます。

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